マジになった恋みたいな
突然ですが、みなさん「担当アイドル」ってどういう尺度で決めてます?
ジャニヲタ永遠のトークテーマですよね。みんなに訊いて回って「なるほどな~」ってなりたい。アンケートでも取ればいいのだろうか。
ちなみに私は割と明確に決まってて、
【好きな男みんなが同じ舞台の上に立ってたときに一番優先して見たい男】
という基準です。
もうちょっと具体的に言うと、カウコン行って推したちがバラバラの位置にいたら誰を真っ先に探してロックオンするかっていう話ですよ。(担当を双眼鏡で観測するタイプのファン)
私はもともと好きなダンスの男を見るためにライブに行くタイプで、それこそ大野くんとか颯くんとか好きだったときは、担当のダンスが宇宙でいちばん私の好みで、そんなダンスを見たいがために現場に通っていました。
伊野尾くんはとにかくひたすらに顔が好みだったので、美しい御尊顔を拝見するために良い双眼鏡を買いました。
もちろんそれ以外の要素だって大好きだし、大前提として彼らが所属したりバックについたりしているグループが好きでライブには行っていたのですが、【舞台に立った彼を一番優先したい理由】が明確にありました。
でも、上田くんは今までの担当とはちょっと違います。
ダンスが好みかと言われるとそういうわけでもなく(いや毎日のように9uarterコンの上田くんのマルチアングルでダンス見てもんどり打ってますけど)、
顔が好みかと言われるとそういうこともなく(いや毎日上田くんの顔を見ては「こんなにかっこいい人この世にいる!?」って騒いでますけど)、
どこが好きなのかと問われれば、「え、全部」としか答えようがないんですよ。
顔もダンスもそれだけならもっと好みなアイドルは他にいて、それでも今カウコンに行けるのなら、私は迷いなく双眼鏡で上田くんを探します。
あ、余談ですが他のアイドルと比べて上田くんがマジで宇宙一だなと思っているポイントはマントの捌き方です。
まあでも、振り返ってみれば別に今までだって「ダンスがいちばん好みだ♡担降りだ♡」とか思って担当決めてたわけではないわけで。
何らかパフォーマンスや立ち振る舞いを見ていて、いちばん体温が上がるというか、「は!? 好きなんだけど!!!!!!!!!!!」と興奮するアイドルが結局担当なんですよね。
でも上田くんに対しては今までになく語彙が死んでしまって(加齢か?)、KAT-TUNのDVDを見返していても、
ゆっちのダンスは手指がきれいで好みだなぁ~~~~かめちゃんはさすが腰つきがなまめかしくてえっちだなぁ~~~~~~上田くん!!!!!!!!好き!!!!!!!!!!!!!!!!
みたいな感じで頭がパーン! なってるので、もうどこが好みとかそういう問題じゃないんでしょうね。存在が好き。
この説明しがたい暴力的なまでの熱量が湧き上がってくる感じ、ひょっとしたら恋みたいなものなのかもしれないな、とそんなことを思いました。
まあ「恋みたいなもの」であって「恋」でないので、担当はだいたいメンバーの中でいちばん付き合いたくない人なんですけど。
付き合うなら嵐だったら相葉ちゃんがいいしJUMPだったら高木くんがいいしKAT-TUNは誰とも付き合いたくない。
ここまで長々書いておいてなんなんですが、まだ本題ではないです。
私が担当に抱える表現しがたい感情なんかどうでもいいんです。
Real Face #2がめちゃめちゃ好きって話をしたかったんですよ!!
知らない人向けに説明するとReal Face #2とは三人になったKAT-TUNさんによる彼らのデビュー曲の再録で、Rapのリリックが全面的に書き換えられています(元のRapは辞めた人が書いたやつなので……)。
三人になって初めてのシングルにして彼らの最新シングル*1、Ask Yourselfの通常版に収録されています。
Amazon.co.jp: Ask Yourself(通常盤): 音楽
いやあこの、書き換えられたRapのリリックがめちゃめちゃ好きで。
詳しいリリックはまあググるなり何なりして確認してほしいのですが、とにかく最高なんですよ! 強くて!!
「マジになった恋みたいなもんさ」って一節があるんですけど、つまり「マジになった恋」じゃないんですよ。わかります? ラブソングじゃなくて戦いの歌なんですよ。
でも何というか、ガムシャラにゴリゴリに戦いますって感じじゃないのがさすがKAT-TUN。「勝ち負けさえも通過点」で「高めの試練さえオモチャ扱い」なんですよ。
3人になって、2年間の充電期間を乗り越えて、1発目のシングルにこれを入れてくるKAT-TUN、あまりに強くて美しいじゃないですか。
またこのバチバチに強いRapを最強を目指す男*2ウエダタツヤがまくしたててるのがほんと!たまらない!ありがとう世界!!
(担当の他のアイドルにない宇宙一なところ、「強さ」だなって今気づきました)
彼らのこれまでの道のりは私なんかの想像が及ばないくらい、複雑で険しいものだったのだろうと思います。
その厳しさを否定はしないで、でも、不敵に笑って思い切りぶち破っていく彼らにただついて行きたいな、と改めて思いました。
は~~~~~~15周年楽しみだな!!生きよ!!!
おしまい。