光かがやく場所へ-ELF The Musicalの感想-
一緒に行った友人と、観劇終わりに「大昇くんマブかった……」「そうですね……」と100回くらい言っていたのですが、いま「マブい」の漢字表記が「眩い」だと知って「それそれ!!!!」となりました。
そう、岩崎大昇くんは、まぶしい。
というわけで、美 少年の岩崎大昇くん主演のミュージカル、ELF The Musicalを見てきました!
美 少年はまあ顔と名前はわかるよ、サマパラ配信も見た!くらいのミリしら人間なのですが、美推しの友人に誘ってもらったので軽率に行ってみました。
いや〜!行ってよかった!!
サンタさん🎅は存在するしクリスマスって最高🎄🎄🎄
とすっかりサンタさん信じる教に入信してしまうほど、とにかくハッピーあふれる舞台でした。せっかくだから感想を残しておきます。
■あらすじ
舞台はクリスマス間近のアメリカ。
サンタさんに拾われ、エルフに育てられたバディ(大昇くん)は、ある時自分がエルフではなく人間であることを知り、サンタさんに「お前の本当の父親はニューヨークにいる」と教えられ、はるばるニューヨークまで旅します。
再会した父親にはすでに別の家庭がありあまり歓迎はされなかったものの、持ち前の天真爛漫さで腹違いの弟マイケル(織山尚大くん)や義理の母親とはすぐに打ち解け、ニューヨークでの生活を送り始めます。
ひとめぼれしたデパートの同僚ジョヴィとも少しずつ距離を縮めていき、迎えたクリスマスイブ。バディは父親の職場でトラブルを起こしてしまい、さらにはデートをすっぽかしてジョヴィも怒らせてしまいます。打ちひしがれる中、サンタの橇が墜落してしまったことを知ったバディは、人々にクリスマスを楽しむ心を思い出させようと奮闘し……。
という心あたたまるハッピークリスマスストーリーでございます。
正直この手のミュージカルを自発的に見ることは少ないのですが(基本的にチャンバラアクション舞台が好き)、そんな私でも見終わったあと心が洗われてしまう、光の舞台でした。
なんと言っても、主演の岩崎大昇くんが素晴らしくて!!!
まだ18歳、もちろんミュージカルの主演なんて初めてなのに、舞台に出てきて第一声を発した瞬間、そんなことはすっかり忘れてしまいました。それくらい、とにかく堂々と舞台の真ん中に立って光り輝いていたんです。
歌が上手いのは存じ上げておりましたが(愛燦燦歌うコンDVD見せてもらった)(愛燦燦歌うDKって!)、あんな出ずっぱりでずっと歌声安定してるのが凄すぎて。
もちろん声量とかもっと伸びしろはあるんだろうなと思いつつ、外部舞台であんなに他の演者さんと引けを取らない歌唱が出来る18歳、あまりに末恐ろしい……
そしてそれ以上に良かったのが、大昇くんが演じるバディの純真さです。
エルフ育ちでとにかく世間知らず、仕事ものんびりしていてあんまり空気も読めなくて、でも持ち前の明るさでまわりの人を自然と笑顔にしてしまう、そんな愛しいキャラクタがとにかく板についていて、大昇くんのことほとんど知らないのに、「え、これ脚本当て書き?」と思ってしまうほど(※海外映画が原作の、去年もやってる舞台です)。
大きな身体であらゆる人にハグしまくってる様子がどう見てもゴールデンレトリバーで愛しくてたまりませんでした。
もちろんめちゃめちゃ合ってる役だというのもあるのでしょうが、台詞回しも安定していたし、要するに演技が上手いってことなんだろうなぁ。
あと髪型と衣装がめちゃめちゃ似合ってて「エルフに育てられた人間」って言われても「ですよね!!!」となる説得力がすごかった。
いやもう見て下さいよ記事を。
この丸くてデカい靴が似合う日本人男子、そんじょそこらにいなくないですか!?*1
こればっかりは持って生まれた才が大きいので、本当にこの舞台映えする容姿を生かしてじゃんじゃん舞台に立ってほしいなと思いました。
大昇くんの義理の弟役の織山くんもとても愛くるしくてよかったです。
ワーカホリックな父親に不満と寂しさを持つちょっぴりこざかしい少年が、突然現れたお兄ちゃんに懐いてはしゃいで子どもらしさを見せてくるのが本当にかわいい……二人にお小遣いあげたい……
あと織山くんも普通に歌が上手くって、何なんだ最近のJr.怖すぎる……と単純に感心しました。
ジャニヲタなのでどうしてもJr.2人に注目してしまいますが、ヒロインの柏木ひなたさん(ツンデレヒロインめちゃめちゃ似合ってた)はじめ共演の方も素晴らしく、久々の生オケにも感動して、いやぁやっぱり舞台って最高だ!!!ととても心躍りました。
大変な時勢に素晴らしい作品を届けてくれた演者さんやスタッフの皆さんに感謝感謝でございます。
とにかく大昇くん、この先がとっても楽しみですね。
今回の天真爛漫主人公が超良かったので、明るい王道ミュージカルに出まくってほしいなと思いつつ、でもちょっと影のある役も似合いそうだなぁとも思ったり。
こういう出会いがあるから、事務所担辞められないんだよなぁ。
あと素晴らしい舞台を見ると、自担の次の素晴らしい舞台を見たくなるのでいろいろ考えていたのですが、やっぱり私は山賊みのある上田くんが見たいので、協議の結果、「ミュージカル羅生門」をやればいいじゃん!という結論に達しました。
バックは7MEN侍で、追い剥ぎの老婆役は嶺亜くんでお願いします(何でこんな素晴らしい舞台を見た後で追い剥ぎの話をしてんだ……)。