君が涙を流すなら

KAT-TUNと7 MEN 侍とか

火を吹いた男―KAT-TUN LIVE TOUR 2022 Honeyでかっこよかった上田くん

突然ですが、あなたは大好きなアイドルが火を吹いているのを見たことはありますか?

私はあります!!!


今までのアイドルファン人生で熱望していた「自担が火を吹いている姿」を(写真だけど)見られたので*1KAT-TUN LIVE TOUR 2022 Honey、今までの人生で1番好きなコンサートになりました。~Fin~


……でもう終わりでいいくらいなのですが、それ以外にもHoneyコン素晴らしいところ8888個くらいあったので思い出せる限り吐き出しておこうと思います。
※見りゃわかると思いますが8割方上田くんを見ているオタクの記憶です。

 

OP
刺された瞬間の上田くんの顔がめちゃめちゃ怖くてOPから「好き!!!」とテンションが高まったのですが、ある公演で中丸さんだけ「TARGET」表示が出てこないことに気づいてからはむしろ怖いのは中丸さんなのでは……と光のない目で窓の外を見つめる中丸さんに恐れおののいていた。
亀ちゃんが女と二人きりなのは刺激強すぎるので勘弁してほしい。

 

Ain't Seen Nothing Yet
グラサンかけてる上田くん、普段意識が行ってしまう目力に注目しないで済むので顔の下半分の造作が際立ちますね。唇見てドキドキしていました……(なおちょっと双眼鏡を外して見てみたら亀ちゃんも中丸さんも結構激しく踊ってらして、「ハニカムの中って踊ってもいいんだ!?」ってなった)(地上に降りてからは上田くんも踊ってたよ)

 

We Just Go Hard feat.AK-69
炎が上がるのと同時にマントをぶん回している上田くんを見て「私この人に一生ついていく……!!」とかたく心に誓いました。世界を統べていた。
あとサビの上田くんの細やかなマント遣いがめちゃめちゃ良かったんですよね。たぶん今までのマント振付の中で1番動きが細かかった。ありがとうWJGHをマント曲にしてくれた誰か……!!

 

Roar
わたし上田くんがRoarのサビでベルト位置ガッて掴んで踊るのが好きなんですけど、Roarがマント曲になったことによって、マントを払ってベルト位置を掴んでいるときもあればマントごとベルト位置を掴んでいるときもあって差分に興奮して死にそうになりました。ありがとうRoarをマント曲にしてくれた誰か……!!

いつもそうやって上田くんのダンスに夢中だったので、オーラスで初めてバクステから見て「あ、紫と緑の照明綺麗……」って気づきました。


In Fact
ありがとうIn Factをマンt(ry
今年の上田くんのマント振付の良さは「緩急」だと思っていて、その凝縮されたのがIn Factなんですよ。
サビの振付、前半は見事にマントをたなびかせて踊り、後半は低めの重心でマントは風に任せて踊り……さまざまなマントの姿を見ることが出来るのです。細やかな動きが増えてるから、きっと去年のマントより軽いんだろうなぁ。あと、今年のマントは生地を何種類か繋ぎ合わせていたので、動きがより際立って見えました。素晴らしいマントをありがとう衣装さん。

 

GO AHEAD
もうマントの話やめたいんですけどあいさつしながらマントぶん回してくれるアイドル最高すぎてこの辺で魂売る契約をしました。
ロッコに乗るときも律儀に左脚を内側の柵みたいなのに引っかけていて上田竜也120%でした。ラップやってくれたの嬉しかったな~。
一方その頃センステで優雅にステップを踏む中丸雄一(めっちゃおもろかった)。

 

Womanizer
サングラス外して「ah」ってする上田くんの顔見ました!?!?!?
あんなの駄目でしょ法で取り締まられるよ……
でもそのあとでサングラスをちゃんとたたんで胸元に引っかけてる上田くんはちょっとカワイイ。
あと「今夜は Groovin' ya all the night yeah」の「yeah」の声よ……
そのあと畳みかけるように亀ちゃんがエッッッッッな声上げるからもう駄目ですね。記憶が無い。

 

EUPHORIA
ダンサーさんのかっけーダンスとか飛んでいく蜂ドローンとかの演出を経てバクステに降臨するKAT-TUNさん。
会場によって蜂が飛び去るの待ってたり逆にギリギリ到着だったりするKAT-TUNを見られてとても楽しい。
サビ終盤の亀ちゃんの「EUPHORIA〜〜〜〜〜!!!」で踊る中丸さんめちゃめちゃかっこいいですね。上田くん的には最後横に腕伸ばすときの腕の伸ばし方がボクサーっぽくて好き(?)。

 

Born Free
「As I feel it」で舌ベッてやる上田くんが最高だったので絶対DVDに入れてほしい。「非常識って誰が決めた」からの流れでそれなのが反骨精神っぽくてかっこよくて大好き。
あとアウトロの軽めのダンス、上田くんにめちゃめちゃ合ってません?
上田くんて止めるべきところはパキッと止めて、繋げるべきところはなめらかに繋げる踊り方だからああいうダンス案外と似合うんですよね〜大発見でした。

 

Honey on me
この曲ばっかりは半透明の板越しの亀ちゃんが優勝してた。宇宙一板越しの姿がセクシーなアイドル亀梨和也
上田くんは何か甘い顔ががっつりカメラに抜かれてたんだけど興奮しすぎてよく覚えてない……
センステからゆるくステップ踏みながらメインステ帰ってくるのとか全ジャニヲタ好きだと思うんですけど私も好きです。

 

Bee Quiz
流れを把握してからは正直クイズどころではなかった。別の意味でDead or Aliveしてたので……

 

カンタービレ
あんなに美しい静寂を私は他に知らない。

 

とかモノローグ挟みたくなるくらい、雪降るステージに上田くんが現れた瞬間の静けさがたまらなかった。真っ暗なモニタを背景に、真っ白なピンスポットと雪と、上田くんが輝いていました。
アカペラから始まるのがまた良いんですよね。上田くんの繊細な表現力が遺憾なく発揮されていて……

カンタービレの歌詞のこと、上田くんは「自分だったら公は言わない」「甘やかしてる」なんて嘯くけど、歌ってる穏やかな笑顔を見たらやっぱり根幹に優しさがある人だなって思いました。っていうか歌が上手え!!!

 

Lollipop
そんな上田竜也さんの優しさに感極まっていられる時間はあっという間に過ぎ去ります。
乱●パーティの始まりです。
カンタービレの美しいラストから額に手をやってLollipop召喚する上田さんにしびれます。

 

階段降りてきた〜
野郎共と踊ってる〜
え、セクシーなお姉さん四人も出てきた……!?
上田くんめっちゃ品定めしてる……え、誰にする? 
全員か〜

 

次々に女を抱いててロックオンしてる双眼鏡が曇った。

アレしてコレして最終的に椅子に座ったお姉さんの上に跨って腰振ってるとき背後のモニターに映るのはそう、火を吹く上田さんの写真。

 

え、どっち見たらいい……!?!?!?
(好きにしろよ)(毎度同じ写真と知りながら三回に一回は火を吹く上田を見た)

 

いやあもう火が好きなヲタクは究極担当に火を吹いてほしいじゃないですか。どれだけマネドクのドラキュラ中丸さんが羨ましかったことか……!!!
感無量です。次はナマで見たいです。

そんなことに興奮しているうちに上田さんは女を抱き捨て男どもとセンステに移ります。何かめっちゃ腰振って踊りつつ、火花に腕を突っ込んだり何だりします(上田くんあの火花結構好き?)。
ハチャメチャに楽しそうに踊るのに、ライトが消える間際、表情の無くなる瞬間があって、少しぞくりとします。
きっとこの男、幸せな最後は迎えないんだろうな、と。

 

LIPS
何の話だっけ?
この合間めちゃかっこいいレーザーが出て音に合わせて震えててかっこよかった。
亀ちゃんの日々違うリップ音もゆっちのダンスもたまらない。あと亀ちゃんの後ろで踊る女性ダンサーさんが長い髪ぶん回しながら踊っててサイコーだった。

 

keep the faith
センステの真ん中の穴から屈強な男二人に先導されて登場する上田くん超超超超かっこいい~!!!
がっつりラップやってくれたのも嬉しかったですね。上田くんBlaahhがマジで宇宙一上手い。
あとラスト前のサビでKAT-TUN3人がダンサーさんに囲まれてるのめちゃめちゃ強そうで好きでした。

 

UNLOCK
キプフェからの曲の繋ぎがめちゃめちゃ良かった。
メインステドセンに座り込んで髪の毛かき上げながら歌い出してくれるアイドルなんて亀梨和也しかいませんよサンキュー!
アニバコンが魂に刻まれすぎて爆発しそうな気がするけど全然しない。
LIPSからの千鳥格子ジャケットの衣装、上田くんすぐ肩脱ぎしちゃってそのまま踊るのが気だるげでたまらない。たまに中丸さんと肩脱ぎシンメになっているのも良かった。

 

ハルカナ約束
ラスサビ前の中丸さんのカメラ揺らし(毎回揺らし方にバリエーションつけてくるの笑った)、からのカメラと添い寝する上田竜也……
え、そんなに優しい笑顔、カメラに向けたこと今まであった……???(あるでしょうよ)
大分動揺しましたがめっちゃ手を上げて踊って楽しかったです。
声出せなくてもこんなに楽しいんだなぁ。

 

MC
毎公演抱腹絶倒でした。
途中ではけるせいかそれまでやたらテンションの高い中丸さんを筆頭に、毎回三人が楽しそうでよかったです。
やっぱり好きなアイドルには、とにかく楽しく過ごしてほしいじゃないですか。Honeyコンはとにかく三人が楽しそうに見えてそれが嬉しかったです。
亀ちゃんと上田くんの二人MCタイムという貴重なものが見られたのも思い出深いです。盛り上がるとき(概ね温泉の話)とそうでもないときの差がいとしい。

そこからの、上田くんによる「う○ち」とか「お○ん○ん侍」とか「マウンテンゴリラ」とかくそふざけた曲紹介を経て、中丸さんのソロです。

 

ムーンショット
宇宙から来たムーンショット閣下が地球の人間を支配するために手始めにKAT-TUNファンから洗脳しようとしてたんだよ私は知ってる。
とにかく照明と映像がキマりまくってて、アレそのうち人間の精神に重篤な影響を与えるとかで法規制されるのでは???と不安にすら思うくらいヤバかったです。
そしてその全てを操る中丸雄一…………
くっそふざけた曲紹介を聞いた直後とは思えない冷たい顔に痺れました。演出ガチガチでフリとかタイミングとかしくじるとカッコ悪いやつなのを、中丸さんは当たり前にキメてくるからかっこいい。
あと衣装が意味わからんくらいよかった。何なんだあの下半身の前掛け。
映像に映るのは八芒星なのに前掛けの模様はたぶん九芒星だったのが気になった。ストーリーを知りたい。

 

カトゥネット高丸
ムーンショットでドキドキしすぎて吊橋効果で高丸社長に恋してる気がしてきた。
毎回アクスタ撮影の背景がそのときの会場の写真になってるのが凝っててよかった。

 

甘い曲(儚い指先・TWO・僕なりの恋・HONESTY)
4曲からのシャッフルです。今回私10公演入ったんですが、最終日までTWOに当たらなくてコンプできるかドキドキしました。
ここから三人が着ているパステルカラーのスーツ衣装、スーツの形がそれぞれに合ってて素敵でしたね。上田くんぴったりシルエット×腕まくりが似合いすぎる。

 

SWEET CHAIN
みんな大好きシュガーキャンディーチョコレートベイベー。

まくった腕からドラゴンのタトゥー(シール)が見えるのに歌声はシュガーキャンディーチョコレートボイスで脳がバグる。てか三人とも高音が美しいんだわ……
ここの背景の夜景使った歌詞映像が綺麗で好きなのでYouTubeに上げてほしい。

 

KISS KISS KISS
「同じ振付のはずなのに全然違うダンスするKAT-TUN」が楽しめる曲ナンバーワン(私調べ)。
キモヲタなので「迫るチェックメイトの〜」をガン見してしまうのですが、上田くん結構日によって差異があるのが面白かったです(観測した限り福岡だけちょっと違った)。
中丸さんはハット、亀ちゃんはステッキというアイドル三種の神器を使っていたので上田くんも何かやってほしかったな〜、椅子ぶん回して暴れるとか。


Love Supply
後ろで踊る女性ダンサーさんの曲線美が凄くて見とれました。
ゆったりした素敵な曲だなぁくらいの気持ちでいたのですが、改めて聴くとちょっとエッチだな……て上田くんの「欲望のまま and you touch me slowly」で実感するなどしました。
ハニカム部屋の間にもたれかかって座る亀梨くんが美しい。

 

Bee Channel
3人がキャッキャしてて見てると元気になれるので、全編収録したDVDを仕事中に流しっぱなしにしたいです。
アーチェリーチャレンジで弓を射るのが異様に上手い上田くん、「戦国時代にどれだけ射ったことか……」みたいにドヤってて、今後「戦国時代に一緒にタイムスリップしたいアイドル」を訊かれたら上田竜也と回答しようとかたく心に誓いました。

 

夜は空いてる
ほとんどの照明も客席のペンライトも全て消えたくらい世界でブランコに乗る亀梨和也の、そこにいるのにこの世のものではない感よ。
何となく私の中で、上田くんは「エンターテイナー」、中丸くんは「クリエイター」だなと思っていて、同じように言い表すと亀梨和也は間違いなく「アーティスト」なんだよなぁ、と改めて思ったソロでした。
回を追うごとに凄みを増すパフォーマンス、最後の福岡の地で、ソファにもたれかかるように床に座り込むラストを見せてくれた、亀梨くんの姿を忘れられないです。
あのパフォーマンスの全ての解釈を知りたいけど、でもそういうの、言葉にして「知る」べきことでもないんだろうな。

 

HBB×Rap
上田くんが「五日前に(中丸くんに)Rapをやれるかと言われた」と憤慨していたパフォーマンスです。頑張ってくれてありがとうおかげでいいものが見られたよ!!!
中丸さんのヒューマンビートボックスが腹の底に響いてくるような、あの感触は会場でないと味わえないものだから、毎回楽しみで仕方ありませんでした。
そして中丸さんが「come on!」とか「join!」とか言うと召喚される上田竜也(あの能力わたしも欲しい)。
Rapめちゃめちゃかっこよかった~!!!上田くんが(五日で)書いたものと思うとまた胸に来ますね。

そのあとなんかかっけーレーザーとともに中丸⇒上田⇒亀梨と順にソロダンスを踊るパートも三者三様で最高でした。上田くんいつもがっつり蹴り上げてくれてかっこよかったです。

 

Prisoner
リフターでアリーナとスタンドの間を移動する上田くん。
一度スタンドの近いところから拝見できたのですが、マジずっと顔怖くて最高でした。笑っても不敵な笑みでゾクッとする……(※わたしは怖い上田くんがヘキです)。
あと後半の上田くんのフェイクがそれはそれは美しくって聴き惚れました。上田くんに限らず、三人それぞれの歌のうまさを堪能できるライブだったなぁ。

 

Lilly
スタンドマイクのダンスパフォーマンスが嫌いなオタクなんていないじゃないですか!わたしも好きです!
マイクをなぞる手つきだけでもうご馳走様って感じなのに、フォーメーションチェンジもあったりなんだり、凝ったパフォーマンスでよかったです。

そして次の曲に向けてスタンドをぶっ倒す上田竜也……(だいすき)

 

Fly like a ROCKET
FIRE STORM
二曲合わせて最高にぶち上がってあ~~~~~~ライブってサイコ~~~~~~~!!!てなりました。
ジャニーズの各グループそれぞれのライブにブチ上がりポイントはありますが、この2曲に体現されるKAT-TUNコンのブチ上がり方はまた独特でいいですよね。
FIRE STORMの、マイク置いてバク転する亀ちゃん、ゴリゴリに踊る中丸さん(オーラスは片手側転にブレイクダンスまでやってくれた……!)、メインステドセンで裏拍で腰振る上田くんというブチ上がり大渋滞が最高だった。

 

STING
レーザービーム!いろとりどりの火!!ウォーターカーテン!!!
特効用の予算の残りを年度末に一気に使い切ったろ!とばかりの大盤振る舞いに魂が踊ります。
STING、そもそもダンスがめちゃめちゃ好きでとりわけ上田くんのダンスがめちゃめちゃめちゃめちゃ好きなんですが、それがすんげえ火とすんげえ水の合間から見えるのあまりにここが桃源郷。死ぬ前の走馬灯これがいい。
大好きな千手観音ダンスがダンサーさんのおかげでマジ千手観音って感じで素晴らしかったです。

 

CRYSTAL MOMENT
ウォーターカーテンのドデカ「翔」にちょっとざわつく会場が好き。
メインステージが近いと結構涼しいんですよね、ウォーターカーテン。次はぜひ夏コンで見たい。
白い長めのジャケットの裾が風でひらひらたなびく様が美しかった。
Honeyにふさわしい綺麗なラストでした。

 

ED
ここまで一緒に頑張ってくれた三匹の蜂さんドローンが空に消え、リハーサル映像とスタッフロールが流れます。SHOCKのジャージ着てる上田くんいとおしい。
お、三人ショットで終わりか!と思いきや、その目が怪しく光る演出が心憎いですね。
詳細な設定を知りたすぎるよこのコンサート……

 

アンコール
Real Face #2

「変~えられやしない~Yeah」で顔の下で裏ピースする上田竜也さんはこの世の至宝。
初めて来た人でもみんな知ってる曲、かつ会場その場で何となく覚えられる振付というのがリアフェのいいところだなと改めて思いました。

 

Into the Light
はよCD発売してくれ。
Going様のおかげで定期的にさわやかキラキラソングを歌ってくれるの結構嬉しい。
オーラス、センステ⇒バクステに移動するリフターでめっちゃファンサしてた上田くんが忘れられないです。楽しそうで良かった。

 

UPDATE
ダンサーさんのダンスの振付がSo CuteでKAT-TUNも踊れ!!って思いました(あれは絶対踊らないやつ)。
亀ちゃんが「そうさ君だけ」って歌ってるときにめっちゃ笑顔で口パクで歌いながらバクステに向かって両手指さししてた上田くん…………

 

Peacefuldays
楽しかった~~~!!!でライブを終わらせてくれる最高の一曲。
声が出せないことを忘れちゃうくらいに楽しかったです。
この楽しい時間が永遠であればいいのにって願うけど、でも永遠でないからこそきっと美しいんだろうな。

 

最後のあいさつ、そういう役割分担だったんだと思うんですが、毎回上田くんが「初めて来た人も……」って話していたのが印象的でした。
わたしは元々「KAT-TUN曲とライブがいいよね」で彼らを好きになったので、今回アルバムをサブスク解禁したりライブの一般枠多めに設けたりしたのって絶対正解だ!って思っていて、だからそうやって初めて来た人たちをあたたかく歓迎しようとする姿勢が見えたのがなんだか嬉しかったです。
あと、「『こんな状況だけど』じゃなくて『こんな状況だからこそどう楽しめるか』を考えて楽しいことを積み重ねていくと、きっといい人生になるはずだ」って言ってくれる上田くんが本当に大好きで、何というか、アイドルとして信頼できるなと強く感じました。

 

総括
私はいわゆる「KAT-TUNっぽい」、特効バキバキ!ゴリゴリ重低音!かけ算×かけ算!みたいな曲とライブが好きでKAT-TUN担なので、実のところ今回のアルバムのコンセプトを知ったときには「好みのタイプではないかもな……」とうっすら不安に思ってました。

いやいや、舐めてましたわKAT-TUNを。

KAT-TUNの「強さ」って何も、燃えさかる炎やドラムとベースの響く音の重さばかりではなくて、彼らのしなやかさや芯の強さ、立ってるだけで醸される色の違う存在感だったりもして。それらが保たれている限り、洒落た楽曲で美しい光の中歌っていても存分に強くて「KAT-TUNらしい」作品になるんですよね。
というか、歳月や苦悩や努力を重ねてきた今の彼らだからこそ持ち得る強さがHoneyには詰まっていたんだろうな。
いやまあ炎なんて出れば出るほどいいんですけど。

 

上田くんも野外やりたいって言ってたし7月辺りどこかでやりません?予定空けて待ってます(*^^*)

 

おしまい!

*1:そういえば魂の自担こと大野智さんが怪物くんで火を吹いていたのをさっき思い出しました。まあアレは役なので……(役じゃなく火を吹く男is何?)

2021現場の記録

紅白ですね!!!
ドキドキして落ち着かないので今年の現場の思い出をまとめます。


1月

なし


2月
Endless SHOCK Eternal 帝国劇場
submarine.hatenadiary.jp
上田くんが自担!と確信してから初めて生で見る上田くんでした。
Eternal自体は配信で見ていましたが、20秋Eternalから確実に進化してるタツヤを見られて感無量です。
プチョヘンザほんとにえっ……セクシーでしたね。
しかしこんなハードな舞台とコンサートの準備と、合間にネメシスまで撮ってたなんて……上田くんて凄いなぁ……


3月
Endless SHOCK Eternal 帝国劇場
陽だまりの樹 ヒューリックホール

琳寧の主演舞台です。
Eternal→陽だまり→陽だまり→Eternal、みたいな4日間を過ごしてしまったので、もっとチケットは計画的に取りたいなと思いました。
応援屋でも思ったけど、琳寧の演技ほんとに好きなんですよね。キリッとしてる。
あと早乙女友貴くんの殺陣がめちゃめちゃめちゃめちゃ良かったです。


IDOLM@STER SideM プロデューサーミーティング

個人的に副業が鬼ヤバい時期で、しかも風強すぎて電車遅延してもう行くのやめようかな……と駅のホームでずぶ濡れで心折れかけてたのですが、何とか会場にたどり着いて見たアイドルたちは輝きに満ちていて、あ〜プロデューサーしててよかったな!と心から思いました。
何かすごい楽しかった記憶しかないけど、ガーデン散策してても虎牙道は虎牙道で最高でしたね。


4月
KAT-TUN 15TH ANNIVERSARY LIVE

submarine.hatenadiary.jp
セキスイハイムスーパーアリーナ
朱鷺メッセ
KAT-TUNほんとにほんとに最高だった!!!!!!
15周年のアニバコンということでしんみりしたりなんだりもするかなと思ったのですが、先に配信があったおかげで、いい意味でただただ楽しいばかりのライブでした。
上田くん大好きが天元突破しそう><て思ったんですが、まだまだこんなもんじゃなかったですよ2021年の上田竜也は……


5月
Sexy Zone Anniversary Tour SZ10TH 横浜アリーナ

Sexy Zoneの10周年、思い描いた形ではきっと彼らもファンもなかったと思うけど、それでも間違いなんてひとつもなかったなと思えるライブでした。
(じじかつんでは1ミリも泣かなかったのに、知らんおじいちゃんと子どもたちのOP映像でもう泣いてた)
にしても聡ちゃんの衣装着こなし力が!すごくって!!ロングコートの裾をつまんで翻す松島聡、いつかマントを身にまとってほしい。
あとかつんコンで出会ったかわいいかわいい大関荷風くんが花道にいるのを発見して、かわいすぎて死にそうになりました。


KAT-TUN 15TH ANNIVERSARY LIVE

・ぴあアリーナMM
代々木公演の振替です。できてよかった〜!!!
しかしぴあアリーナはウェーブには全然向いてない構造で、上田様にハマっ子をクソミソに言われてしまいハマっ子の私は泣いた……ハマっ子は悪くないもん……


6月
SixTONES oneST 横浜アリーナ

急遽同行させて頂けたストのコンサート。
何かずっとオシャでカッコよかったです(バカの感想)。
私はストだと北斗くん推しなので、ってあなた(きょもほくコンビ曲)を特に楽しみにしており、いやぁ二人ともお歌がうまくて最高!!!と興奮しましたが、ジェシーと樹のコンビ曲がそれ以上にめちゃめちゃめちゃめちゃ刺さってやばかったです……赤と青のペンライトできれいに染まった空間、やばかったですね。高地と慎ちゃんは横浜で横浜市歌歌えてよかったね♡
STの、「泣き笑っても憂いても未来は 強い光の方だ そこに向かっていくんだ」で、縦花歩いて光り輝くメインステに戻っていくSixTONESさんがかっこよすぎて大好きになってしまった。彼らのこれからが楽しみです。

かつんコンもストコンもギャル多かったけど何かギャルの種類が違うなって思いました。


SUPER HEROISM 日本青年館ホール

あんなに顔のいいニートがいてたまるか、とれあたんを見ながら思いました。大光ちゃんは脚がバカ長かったです。
魚屋のバイトのロック青年がめちゃめちゃツボだったんだけどまあそういうの好きだよね私……となりました。


7月
THE RAMPAGE REBOOT 東京ドーム

2021年唯一の東京ドームはまさかのLDHでした。
RAMPAGE、LDHの中でも治安悪めだからはやたさん絶対お好きですよと勧められて、それからちょくちょく曲聴いたりなんだりしてたのです。
ゴリゴリに歌って踊ってかっこいいのに、喋ると初めての東京ドーム公演ということで初々しさが目立ってとても愛しかったです。


7MEN侍 サマステライブ THE FUTURE EXシアター六本木
めちゃめちゃめちゃめちゃ良かった〜!!!
私は正直そこまでジャニーズにバンドを求めてないと思ってたんですが(同じ曲数なら踊ってほしいので)、いやぁセブンメンはバンドが良い!ホント良い!いや踊ってんのも良いんだけど!困る!
押し付けがましくなくエモをやってくれるのが心地良い。ここに(関ジャニ∞)がとにかく良かった。

セブンメンは推し選べないから全員日替わりで推したい、とこの時の私は言ってたんですよ……(フラグ)


8月
なし


9月
Birdland PARCO劇場

submarine.hatenadiary.jp
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何でありとあらゆる舞台を9月に被せてくるんだよ!(全部申し込んだあとで最後に上田くんの舞台が決まった)とヒーヒー言いながら通いました。
あんなに辛くて哀しかったのに、たった3ヶ月でもうあの気持ちは薄れてしまっているのが寂しいね。
上田くんは本当に素晴らしい役者で、本当に素敵なアイドルだなと実感しました。


赤シャツ 東京建物Brillia HALL
聡ちゃんの!初舞台!!たくあん食べてた!!!(バカなの?)
坊っちゃんを赤シャツ側から見てみた、という作品自体の面白さに主演の桐山くんの繊細な演技も相まってとても良い舞台でした。
聡ちゃんも想像の何倍も良かった……初めての舞台が赤シャツでよかったな、と勝手に思いました。


DREAM BOYS 帝国劇場
長いことジャニヲタやっていましたが、実は初めてのドリボでした。
ふうまは歌がうめえなぁとか、樹は病人役が似合うなぁとかセブンメン頑張ってんなぁとかいろいろあったのですが、一番印象に残ってるのは川崎皇輝くんの熱演でした。多分人類で一番弟役が上手い。

バドランとはしごにしてしまったのですが、夜バドランにしたらめっちゃ落ち込んでしまったので、やっぱ昼バドランにすべきだったなと反省しました。


ブライトン・ビーチ回顧録 東京芸術劇場プレイハウス
勝利くんの主演舞台です。
こんなにも少年の性の目覚めと思春期の終焉を演じるのが上手い25歳、佐藤勝利以外にいないのよ。
小生意気なクソガキで、でもお兄ちゃんが大好きで、家族の気を引きたくて、女の子に夢を見てて、あーほんと可愛かったなぁ……いい作品を見られてよかったです。


10月
Birdland PARCO劇場
Birdland 刈谷市総合文化センター 大ホール

刈谷のホール、下の階では高校生が展示会とかしてて何かちょっとドキドキした思い出。


A.B.C-Z But Fan Key Tour 東京ガーデンシアター
えびのライブはとにかくいつも楽しいです。特に今年は9周年とあって、来年の10周年をとにかく盛り上げるぞ!という決意の伝わるライブでした。
行った日がちょうど河合くんの誕生日で、なかなか祝ってもらえずソワソワしてる河合くんが可愛かったです。
それにしても五関様はダンスがうまい。


ロビン ヒューリックホール
セブンメン本髙くん今野くんの舞台です。ロビンフッドを題材にしたロックリーディング、って聞いても何がなんだかわからなかったのですが、行ってみたら面白くってよかったです。
とにかく顔が良くて足が長くて頭が良さそうにしゃべるロビンぽんさんも、ぶっきらぼうで仲間思いな大男を演じるこんぴもいとしくて、だからこそラストが悲しい。

ていうか今年、矢花くん以外全員の舞台見に行ったんだな……


11月
なし


12月
A.B.C座 ジャニーズ伝説 帝国劇場

今年の現場納めはジャニ伝でした。
何度も見ている演目なので正直ショータイムが一番楽しみみたいなところがあったのですが、どっこい芝居のパートもすごく見やすく、楽しいものになってました。えびすげえな……
セブンメンの出番も想定外に多くて、がっつりバンドパフォーマンスも見られたので大満足です。ベース矢花くんと五関様が背中合わせになった瞬間好きすぎて爆発しました。
目当てのショータイムも楽しかったなぁ〜唯一の心残りはRoarがオリジナルの振り付けではなかったことです。

そして私はこの日、顔が好きなぽんさんでもダンスが好きな琳寧でもなく矢花くんを目で追っている自分に気づいてJr.情報局の名義を矢花黎に変えたのだった──



あ〜〜ジャニフェス行きたかった!!!とはいえ今年も大変楽しい一年でした。
来年も、健康と感染症対策に気をつけて、見られるものを全力で楽しみたいと思います。

ノイズの中の光─Birdland再考

幸せの青い鳥はほんとはずっと近くにいた、なんて言葉で総括したら陳腐すぎるけど、ポールが追い求めていた「ノイズの中にある光」って、ほんとはずっと近くにあったものたちなのかもしれないとそんなふうに思った。

 

私のBirdlandが愛知で終わったので何となくの総括です。
見た人向けなので説明もないし普通にネタバレしかないよ。
1度見たときのオタク的不毛な感情は以下↓

submarine.hatenadiary.jp

 

1幕でポールとジョニーが寝転がってマーニーの話をするシーンと、2幕で二人が寝転がってポールがジョニーにマーニーとのことを告白するシーンが対になってると気づいてから、ポールとジョニー、2人のことばかり考えながら見ていた。

 

2幕でポールが言っていた「ノイズの中にある光」って言葉がずっと心に残っている。
他でもないジョニーが、また何か変なこと言ってるみたいな態度だったのが悲しい。

そんなに求めていた光が、物語が進むにつれ、近づくどころか遠ざかっていく。
モスクワで二人並んで空を見上げたときには銀河系まで見えていたはずなのに、2幕で空を見上げたときには深い黒に塗りつぶされてしまっている。

ポールはずっともがいている。
マーニーに手を出したのも、ジェニーを連れて行ったのも、何かを打破するためだったんじゃないかと思う。
ひょっとしたらドラッグだって最初は、見たことのない景色を見るためだったのかもしれない。
それが音楽のためだったのか、もっと広く、人生をどうにかするためだったのか。ポールはきっとそれを切り離せなかったんだろうな。
ベルリンでポールが夫妻に語ったステージ上の見え方、普通の人間だったら薬物でハイにでもならなければ感じられない描写だ。
てっきりヤク中だからだと思って聞いていたけれど、ひょっとしたら素面でも、ステージに立つ興奮というのは桁違いなものなのかもしれない。
そんな強い刺激を浴び続けで、まともでいられる方がおかしいのかもしれない。

一方でジョニーはずっとまともだ。
薬物をやりはするけど大して溺れず、付き合っている女の両親に会いに行こうとし、面倒なスポンサー夫妻の相手をする。何よりあのポールを支え続けているのだ。
私はどうしてもポールの側から見てしまうので、時にその「まともさ」がもどかしくも感じてしまうのだけれど、まともであろうとしなければ、ポールの隣になんかいられなかったんだろうなとも思う。
彼女の前で他の女とキスしろといったり、午前三時に突然部屋に忍び込んできたり、大げんかした後でも「連れて帰ってくれない?」と頼まれれば、「そうしなきゃ嫌なんだろ」と返して連れて帰ろうとしてくれたり。
そんなまともなはずのジョニーが、幼いこどもを使うような真似をするくらい壊れてしまったのは、それはポールの罪だと思う。

1幕の最後、ポールに次々と二者択一の質問を投げつける人々の中にジョニーはいるけれど、ポールに何かを問いかけてくることはない。
ポールに腹を立てつつも、ぎりぎりのところで離れずに付き合ってくれていたんだろう。
それが2幕、マーニーと寝たことを告白した後からは、ジョニーはポールを声に出して糾弾する側にいってしまった。あの告白でついに向こう側に行ってしまったんだろうな。
2幕のあのシーン、英語のシナリオではセーヌ川のほとりが舞台だと書かれている。
かわむこうにジョニーが渡ってしまったのか、あるいはそうしたのはポールなのか。


これは特に根拠のない印象なんだけど、ジョニーはポールの才能に惚れていたと言うよりも、単純に「友達」だったんだろうなと思う。
もちろんアルバムに入るような曲を作っているわけだからジョニーだって才は十二分にあるんだろうけれど、ポールのポエムじみた言葉にはわけがわからないという顔をするし、マイケル・ジラも知らない。
でも、だからこそ飲み込まれずにいられたし、ポールにもそういうのがよかったんだろうな。

ポールがあたたかく、まともな目をして語るのは、昔ふれあった地元の子たちの話だ。
ジェニーの話をデイヴィッドに話すとき、「地元の子たちを思い出す」と言っていたり、ジョニーと二人で地元のライブハウスの思い出話をするとき。
最後にジョニーと話すシーン、思い出話をするポールは本当に愛しいもののことを語る人間の顔をしている。
ポールが追い求めていた光はきっとそこにあって、でも、それがわからないから手に入れるための手段を間違えてしまったんだろうな。


あんな物語の後でも私はポールに生き延びてほしいけれど、求めていた光は最初よりずっと遠ざかっている。
でも、死んでしまったらずっと灰色の世界で、光だって手に入らない。
どんなに苦しくても、何もかも失った状態でも、もう一度、ノイズの中の光を見つけることを諦めないでいてほしい。
そんな風に思ってしまうのも、彼にとっては残酷な望みなんだろうか。

 

消費すること、されること―Birdlandを見て感じたこと

アイドルを応援しながら、いつも漠然と不安に思っていることがある。
好きを免罪符にして、誰かの人生を消費しているだけなんじゃないかって。

 

アイドル、というか三次元の人間を追ってる人の一定数は同意してくれるんじゃないかなぁ。
「結婚しづらい」とか「プライベートがない」とかいうのもそうだけどそれ以上に、
「エモい」とか何とか言って、好きな人の辛い思いや苦しみさえも
エンタテインメントとして楽しんでるんじゃないかって、ふとした瞬間にゾッとすることがあります。

Birdlandはそんな漠然とした不安を、一気に具現化して目の前に突きつけてくるような舞台でした。

 

stage.parco.jp

※舞台のネタバレを普通にします。
※1回見ただけで震えながら打ってるので記憶違いかもしれないし明日見たら解釈が変わるかもしれない。

 

上田くん演じる世界的ロックスター・ポールが、人気絶頂のうちに行ったワールドツアーのなか、スター故の苦悩や孤独や高揚感ゆえに破滅に向かっていく――とまあざっくり言うとそういう話なのですが。

そんなの好きじゃん!!しかも親友の女寝取るって!!と意気揚々とチケットを取ったものの、いやあそんな生半可な心意気で見るもんじゃなかった……凄かった……

推しが狂った役をやるのはまあ大好物で、上田くんは歴代の推しの中でも特に狂気に満ちた演技が上手いなぁと思っているのでそれはもう最高だったのですが、
最高だからこそ、その狂気の根本に「わたし」がいることにやられてしまった。

 

富と名声を手に入れたポールが狂っていく要因はひとつではなく、
たとえばドラッグだったり、
何でも望めば手に入るが故に何も信じられないことだったり、
周囲の人間への猜疑感だったり、
あるいは頂点にいるが故の未来への漠然とした恐怖だったりするわけですが、
なにより大きな要因として「誰も彼もに存在を知られていること」があります。

物語の早い段階から、ポールはときおり「見ている誰か」への怯えや不快感を見せていました。
その相手は自分を嗅ぎ回すマスコミだったり、宿泊先のホテルを取り巻く熱狂的なファンだったり。
「あいつら」とポールがステージの上ではないどこかを見るたび、それは客席に座る私たちなのではないか、上田くんも「参加型だから」みたいなこと言ってたしな~と1幕の時点では漠然と感じていたそわそわが、2幕終盤、物語のクライマックスで喉元に突きつけられます。
(いろいろあって)社会的にも精神的にも追い詰められたポールは、はっきり客席――我々を指さして、その視線への恐怖を訴えるのです。

 

客席の照明がついた瞬間のあの血が逆流する感じ、思い出すだけでぞわっとするなぁ。
こそこそ覗いていたつもりだったのに、実は全部バレていて、舞台上に無理矢理引きずりあげられる感じ……舞台ならではの演出だなぁと震えました。

それが無理筋ではなくがつんと来るのは、何もポールが恐れているのが
敵愾心を持って己を探る者たちばかりでないというのがわかるから。
物語の序盤、ホテルを取り巻く者たちの姿に、ポールはこんな風に言っていました。

「何であいつら、四六時中俺を見ていやがるんだ?
 俺のすること全部に執着してる」

 

──ああ、「あいつら」ってわたしじゃん、って思っちゃうよね。

別に私は推しているアイドルのプライベートを何もかも知りたいとは思わないけど、でもそれだって言い訳で、作品だけではなく人間に興味を持ってしまっている以上、この気持ちはどこかで対象を苦しめることにもつながるんだなあ、なんて。

 

ポールだって何もファンを目の敵にしているわけではなくて、近寄ってきたファン(これがまたちょっと気持ち悪い感じのファンで別の意味で「わたしじゃん……」て凹んだ)にサインしてあげたり、遠くから来てくれるファンたちのことを「昔の自分を見ているみたいだ」と愛おしそうに語ったりもしています。
根源で自分に自信の無いポールにとって、ファンからの歓声というのは何にも代えがたい動力でもあるのでしょう。
それが必要なのに、それがある故に苦しむこともあるなんて、わかるだけに辛いじゃん。

 

上田くんは舞台に関するいろんなインタビューで、ポールの孤独がわかるところもあるという趣旨の発言をしています。
限られた人間しか味わったことのない体験をしているからこそ、演じるポールの狂気や苦しみにより説得力が生まれるのだろうと思います。

それを苦しく思うのも、思いながら舞台に通ってインタビューを漁ってクソキモいブログを書いてるのも、
突き詰めれば私はアイドル上田竜也という存在を消費しているということなのだろうか。

でもアイドルってたぶんそういう商売だし、わたしたちは金銭や歓声という対価を払って、与えられるものを啜っていくしか応援の術はないわけで。
これからも仕方ないよねって共犯者ぶってわたしはずっとアイドルを応援していくんだろうなと、そんなことを思ったBirdlandでした。

15TH ANNIVERSARY LIVE KAT-TUNのかっこよかった上田くん

KAT-TUNの15周年ツアー、なんてったって周年だし配信もぐっときたし、実際見にいったらすごく感慨深い気持ちになるんだろうなぁ、のちのちの己のためにちゃんと記録しておこう、と思ってたんですよ。

 

結果、感じたことは2つきり。


上田くん宇宙一かっこいい~~~!
KAT-TUNのライブマジ最高~~~!!
(情緒死んでんの?)

 

諦めて、宇宙でいちばんかっこよかった上田くんの記憶を未来の自分のために書き残しておこうと思います。

 

◆OP
6人(!)の屈強な男たちがさまざまな試練に見舞われながらデカい機械を動かす映像。
字幕で流れるメッセージがすごく良くて。
「それぞれの個性を磨き続けてきた彼らは…」みたいな一文が印象的でした。
(「絆」とかそういう方向に行かないのがすごくKAT-TUNで好きです)

 

でも上田くん映った瞬間に全部吹っ飛びますよね。

グラサンかけてる~~~!!!
煙草ポイ捨てした~~~~~!!!
壁を蹴破って出てきた~~~~~~!!!!!

NMP大好きなのであのダン箱積んだみたいな壁ぶちこわすやつすごく興奮しました。
あとメインステに近い席で見てたらそのあとで暗転してる中スタッフさんが一生懸命箱を移動しててありがたい気持ちになりました。

中丸くんの映像は階段下に座っているとき人類でいちばん足が長くてテンション上がりました。出てきたときのスンってした顔コワかっこよくて好き。

亀ちゃんはあのちっちゃい籠みたいなのに収まってるだけでセクシーだからすごい。
螺旋みたいなの持ってるのに6回目でようやく気付いたんですけどそれまでの私は何を見ていたのか……(顔に見とれてたんですかね)

 

◆Real Face#2
「いらっしゃいませクソ野郎共~~~」って冷静になったらおもしろ挨拶なんですけど(なせ金を払ってライブに行っているのに「クソ野郎」呼ばわりされるのか)ライブで聞くとテンション上がるから不思議ですよね。

OPの衣装、三者三様でどれも好きなんですが、上田くんの衣装が特に大好きです。

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マントをベルトで背負ってる……!!強……!!

あと腕にドラゴンのタトゥーシールつけてるの、配信だけかと思ったら毎回やってくれてほんとに好きだなぁと思いました。かっこよさの方向性が好き。

 

そして今回はアレですよ。「マジになった恋みたいなもんさ」でグラサン外しをする上田くん。何度見ても声を抑えるのに必死でした。

いやさあ、上田くんだってグラサン外し割としてくれてると思うんですけど、どちらかというと戦闘モード突入って感じだったじゃないですか(そんなことはない)

それがこんなオープニング曲で……全ドルヲタがキャーってなるタイミングでグラサン外ししてくれて……ほんと…………

こういうタイミングでグラサン外す係になるタイプのアイドルにハマったことがなかったのでめちゃめちゃ動揺しました。
またやってほしいけど寿命縮むので3年に1回くらいでいいです。

 

◆UNLOCK
毎回毎回特効にびっくりしてて自分でも「学べよ」って気持ちになる。

上田・マントの神・竜也様がバチバチに降臨しておりました。
いやね、今回のマント、表面積広いわ裏地もがっつりついてるわ、どう見ても重そうじゃないですか。
それをぶんぶん振り回して巧みに操る上田くん、暴れ馬を力でねじ伏せて乗りこなす馬賊みたいでめちゃめちゃかっこよかったです。
ラスサビ前の間奏のマントぶん回し具合がめっちゃ好き。

 

◆青天の霹靂
KAT-TUNのライブはやっぱりエレメントだよなぁ~~~~

3人で横並びになって踊るところ、上田くん亀ちゃんにぶつからないようにマント扱っててすごいなぁと思ってたらツイッターで「亀ちゃんちょっと中丸くん側に寄ってる」と言われてて、互いの個性を尊重するよいグループだなと思いました。

ほんと水の効果がすごくて……真ん中に水が吸い込まれていくのすごくなかったですか??(何もつたわらないけど見た人ならみんな頷いてくれると思う)
水越しに見てもKAT-TUNの強さは全然薄まらなくてさすがだなと思いました。

あと、噴水でマント濡らして客席に向かってバッて水まく上田くん最高に邪神でかっこよかったです。

 

◆SIGNAL
イントロでエアギター(?)する上田くんかっこよくて好き。
あと「情熱はそれぞれの胸に」の上田くんの歌声と笑顔がやさしくてキュンとします。

真ん中の花道でボイパする中丸さんが世界を統べててかっこいいんですけど、ボイパ終わりに「15周年おめでとちゃ~~~ん」ておどけちゃうの、ほんと楽しそうでよかったなとなります。

 

◆BIRTH
入りの照明が白だけなのがかっこいいんですよね。
ぴあアリーナは特に会場が黒っぽかったので、なんだかCHAINコンのBIRTHを思い出しました。

にしてもこの曲、上田くんのマント遣いの真骨頂ですよ。
マント曲(?)になるとちゃんとマント仕様の振付けになるのいいですよね。きっちりダンス揃えるのがウリのグループだときっとこうはいかないから、KAT-TUNが個性を尊重するグループでよかったです。
「信じることの難しさとかも~」のとこがなんかかわいくて好き。
ラスサビの亀ちゃんのソロパート辺りからマントをいっそうぶん回して、ラストで思いっきりマントを振り上げて一番上で手をパッと離すのがかっこいいんですよ。大好き。

 

◆光跡
真正面のモニターに映る木々の影が美しくて見惚れます。

上田くんの「もしもあなたに出逢えなければ」が少年みたいな声しててこの人の表現の幅の広さはすごいなあと毎回感心していました。

メインステ真横みたいな席の時、横から見た三人の立ち姿の差がらしくてよかったです。ちょっと傾いでる亀ちゃん、やや前傾姿勢上田くん、首がひょって前に出てる中丸さん……

 

◆Desire
ほんと申し訳ないんですけど毎回上田くん双眼鏡でロックオンしてたからどうにかマルチアングルにして欲しい残りの二人もちゃんと見たい(私欲)。

上田くん、要所要素で足を組み替えるのがそれだけでセクシーなんですよね。
「肌の奥深く刻むよLove」で唇の端触るのとか、「痛みさえ癖になるように」でゆっくり右手を握りつぶすのとかいや~~~~いちいちヤバい。
あと「Let's Play the Game of Love」でめちゃめちゃ身体くねらせるの何か回進むほどにすごくなってる気がする……怖い……

最後上田くんの足を撫でる(振りをする)中丸さんヒエッってなるんですけど、そのあとめちゃめちゃスンって顔してるのはちょっと面白くて好きです。「無」って顔してる……

 

◆Fly like a ROCKET
曲自体もレーザー遣いも上田くんの煽りも良いからすごい楽し~~~~てなりますね。

というかここでいったん切り替えないと次のサディスティックラブを乗り越えられないから切り替えたいんですけど上田くん前開けすぎだし腰でリズム取るのやめてほしい(やめないで)

 

◆SADISTIC LOVE
長いことプレイヤーには入ってるので100回と言わず聴いてると思うんですけどこんな歌詞だったんですね……(今まで何を聞いてたの?)
興奮する以前に「KAT-TUN、怖……っ」てなるんですけど興奮はしました。

あとこの曲上田くんすごく楽しそうですよね。めっちゃ良い笑顔でJr,踏みつけたり首引き寄せたりスパンキングしたりしてる……文字化してて気が狂いそう……(そういう曲なので)

後半一人メインステ座ってるときもずっと指ぴらぴらしながらリズム取って人の歌割りも口ずさんだりしていて「どうしよう……」みたいな気持ちで双眼鏡で見ていたら、花道横の席のときいつのまにか目の前の花道に中丸くんがいてなんか気まずい気持ちになりました。

 

◆keep the faith
上田くんは花道を歩いているだけでキャラクター性がバリバリ伝わってきてすごいなぁ。
段差いちいち飛び降りるのヒュンッてなるけどかっこいいですね。

 

◆ONE DROP
ツアーが進むにつれて気候も暖かくなっているせいか上田くんのジャケットのはだけ方がすごくなっていて「背中がきれいだなぁ」となんとも言えない気持ちになりました。
あとやっぱ「胸のひとしずく誰にもそっと流れてる」の上田くんですよ……(素肌を指でなで下ろしてた)(途中から指ピロピロしてた)
何あれ? ワンドロってそういう曲??(どういう曲?)

 

Jr.紹介、気付けば荷風くんに湧いてる自分がいてこうして人はJr.にハマっていくのだなと思いました。

 

◆Rain~Pure Ice
あんなにDiorのレインコート似合う男、亀梨和也の他にこの世にいないっしょ。

全然違うテイストの曲を続けて持ってきて、2曲とも歌いこなす亀ちゃんは本当にすごいなあと思いました。っていうかPure Iceがっつり生歌してんのすごいよ……かっけーよ……
(日記を見たら「かめにゃは歌がうめーーーーなーーーー」とアホみたいな感想書いてて笑いました)

ライティングが2曲でガラッと変わるのとか、Pure Iceのモニターの映像にツアーの途中からうっすら客席のペンライトの光が映るようになったのとか(あれ実際その場にいたときすごく嬉しかった)、演出もとても好き。

でもお金ばらまかれて必死に拾うJr.の子はちょっと愉快でつい毎回目で追ってしまいました。

 

◆Change your mind
レーザーが芸術的すぎてうっかりするとレーザーばかり見てしまうけど中丸くんのダンスとても好きです。

黒っぽいジャケットにしろフードでジャケットから白シャツの裾チラ見せしてんの最高ですね。適度なひらひら具合が踊りに映えます。あとやっぱ手が綺麗。常に指先を伸ばして揃えて踊るのが大好きです。

それにしてもこの曲、何なんですかね?

 

◆ヤンキー片想い中
私は自担のこと心底かっこいいと思っているのであんまりかわいいって言いたくないんですけどこの曲はかわいいよしょうがない。

もうどこから感想を言って良いのかわからないくらい全てがいい……初手のびっくり顔から照れ顔への移行(表現力!)、マイクスタンド背負って飛び降りる姿(かっこいい!)、コールできないからって振付けを導入したりウェーブやってみたりする工夫(ホスピタリティ!)、そして谷村。

これまでの上田ソロでの谷村の功績とそれ故の上田くんからの信頼と何より谷村の表現力があってこその演出じゃないですか。
ありがとう谷村龍一くん、さすが君も名前にドラゴンを持つ男……(谷村が処刑された後の上田くん毎回楽しそうでかわいかったです)

 

◆ツキノミチ
ヤン片ラストの上田くんの笑顔でざわつく会場を一気にツキノミチに持って行けるのはやっぱり亀梨和也の強さなのよ(?)。リフターに座る亀梨くんがかわいくてつい見てしまいます。

なかなか上田くんのリフターが見える側の席にならなくてラスト一回でようやく上田くん側を引き当てたのですが、「かっこよかった」という結論しか覚えていないので全然ダメです。

 

MC
毎回楽しそうでよかったです。

 

◆Light and Blue
中丸くんの歌い出しがやわらかくて好き。あとツキノミチからのパステルカラーの衣装良いですよね。
正直いちばん覚えているのは谷村の躍動的なダンスです。

 

◆FALL INTO U
こういうちょっと抜いた感じのダンスもいいなあ上田くん♡
(こういう曲だとゆっちの動きがいちばん好き)(でもAメロ辺りで膝を内側⇔外側に閉じ開きする動きは上田くんがいちばん好き)

「その瞳たしかに『君』を映した」って替え歌して指さしてくれる上田くんはさすがにメロくて好きになりそうでした。あ、もう好きだった!

ラスサビ前の「全てを失ったって構わない」の亀ちゃんソロパートの後ろで踊る上田くんと中丸くんの動きのはまり方が何かいいんですよねえ。中丸くんの方が多めに身体傾けるのが良い。
にしても明るい曲調とパステル衣装にだまされるけど結構なかなかな歌詞の曲ですよね。

 

そして突然のおじいちゃんKAT-TUN映像を挟んでのメドレーです。

(おじいちゃん映像の終わりが帆船の模型で、そこからGOLDに映る流れ良いよねと気付いたのはラスト2回目くらいだったのでマジで読解力が無い)

 

◆GOLD
ステージの前に大きな幕が降りてきてそこからGOLDに入るの、出航!!!って感じが大好き。

例の(?)過去衣装切り刻み衣装です。
ちょうど最近Sexy Zoneの10周年ツアーにも1公演入ってきたのですが、同じように後半に過去曲メドレーをやってたんですよ。
で、そのときにステージに過去衣装着せたマネキンを配置していて、両グループのこれまでの軌跡や過去との向き合い方の違いを感じて何だかぐっときました(いや切り刻んでパッチワークにする方が特殊ですよ)。

GOLDの上田くんはずっと手すりに片足乗っけてて最高に好きな上田くんでした。

 

◆Le ciel ~君の幸せを祈る言葉~
上田くんが「心中の歌」って言うからそういうテンションで見ていたら台詞のところ上田くんずっとヤバい目してて「無理心中だ!」って興奮しました。
ラストちょっと顔隠して台詞言うのがやっばい好きです。

 

◆NEVER AGAIN
今回のステージ、過去の要素がちりばめられていてめちゃめちゃ好きなんですけど、唯一の難点は上手スタンドだとネバアゲの上田くんのダンスが全然見えないことです。これだけはマジで憤っている。

この曲の上田くん、ガツガツ強そうに踊る感じじゃないけどなんかかっこいいんですよね。袖についた白いピラピラが動きをより華やかに見せてくれている気がします。

 

◆僕らの街で
アカペラ始まりなのいいですよね。この人たち歌が上手いなぁ。

 

◆YOU
アイドルの指パッチンは至高と少年隊の時代から言われているので……

あとこの曲で移動するとき上田くんが途中で透明の球(ドンエバで落とすやつ)を入手してるのですがなんかそれがRPGみたいで好き(?)。

 

DON’T U EVER STOP
無事入手した球を落とすところからスタートです。いや~球を地面に叩きつける上田くんかっこいい!!
ダンスがとにかくかっこいいんだよなぁ。
あと私は無類の旗好きなのでJr.がパイレーツの旗を身に纏って踊ってんのとても楽しかったです。
ラストの「STOP!」の上田くんのヤバい目が大好き。

 

◆HELL, NO
個人的にすごく好きな曲で、3人になった今聴けると思っていなかったのでやってくれてとても嬉しかったです。
上田くんずっとかっこよかった……本家とはまた趣が違ってそれが良い。
「進む道が違うならFight」、書かれた当時とは違う意味を感じて何だかぐっときました。

ラストで上田くんがバーン!って銃構えるみたいなのやってくれてめっちゃかっこいい(歯をイーッするのもめちゃかっこいい)んだけど、バーンするとき口も「バーン!」って言ってる形してるのに気付いてちょっとかわいくて動揺しました。

 

THE D-MOTION(とTEN-G)
Dモが天狗パートになって音ゲー曲になるのちょっとよくわからないなと配信の時は思ったんですが、実際会場に行ってやると楽しいですね、音ゲー

天狗もいつも楽しそうで良かったです。
上田く……赤天狗がラスト股間にペンラ突き立てんの本当に最低だなと思うのですが、横浜の公演は自重されていてそれはそれでちょっと寂しかった。

 

過去のメイキングとかの映像がここで流れたのかな?
「俺たちが天狗になっていく様を見届けてください」って言う過去の黒髪上田くんが信じがたいほどかわいくって気が狂うかと思いました。

 

◆歩道橋
良い曲だよねえ。
後ろで流れるリリックビデオ、結構手が込んでてじっくり見たかったのにKAT-TUN見るのに必死で堪能できなかったからYouTubeで流してほしい。

あとここからの赤黒衣装、上田くんが腰に布巻いてるんですけど、その布が模様描いてあるだけじゃなくってそれに合わせてカッティングも入ってて手が込んでるなぁと興奮しました。KAT-TUNには永遠に高そうな布を身につけてほしい。

 

◆FIRE and ICE
前曲からの温度差よ!!(大好き)
センターステージで火と水両方大盤振る舞いしてくれるとこ、めっちゃKAT-TUNコン来たな感があって大興奮でした。
間奏のダダダダダダダダダダダ!ってとこでまるでKAT-TUNが火と水を操ってるみたいになるのがとてもかっこいい。「まるで」ってか操ってんのよ。
ダンスも細かすぎなくってかっちりした動きの振付けだから上田くんにすごく合うなぁと思ってみてました。

エレメント好きの上田くんはテンション上がってるのか、珍しく他の二人よりターンとか多めにやってて最高でした。
あとラストの「FIRE…ICE…」て無表情で囁く中丸さんがモニタにどアップになるのドキドキする。

 

◆In Fact
曲調もダンスも好きな曲だからやってくれて嬉しい。
FIRE and ICEと似た系統のダンスだからそりゃあ上田くんに似合いますよ。アウトロのダンスがとても好き。
あと上田くんが「迷路みたい⤴に⤵」って抑揚つけるのライブに来た感を感じて興奮しました。

 

◆KISS KISS KISS
好き~~~~~~!!!

上田くん、イントロで片腕上げて目元隠して踊るのあまりにセクシーで困るんですよ。
あと上田くん最近結構ベルト位置ガッて掴んで踊ってくれますよね。あれほんと好きなのでKISS KISS KISSでもやってくれて嬉しい。めっちゃ腰を左右に振るからドギマギする。最後の投げつけるみたいな投げチューも大好き。

逆サイドだとかなり見づらいので亀ちゃん見てたんですがねっとりしたダンスと投げキッスにやられた。
そんなこんなで中丸さんのキスキスキス一度もちゃんと見れなかったのでもう全曲マルチアングルにしてくれ。

 

◆君のユメぼくのユメ
しんみりしてしまうところもある曲ですが、白い羽が降り注いできて上田くんの頭にちょこんと乗ってるの見てにこにこしちゃった。
最後の三人で腕を重ねるとこ、外を向いてる上田くんがらしくて好きです。

 

◆Ask Yourself
今メモを見返していたら「『君はどちらを選ぶ』のところの上田くんの下腕の筋がかっこいい」って書いてあってもっと褒めるところないの?(興奮したんでしょうね)

 

◆DANGER
バクステでも抜かりなく火花上げてくれるKAT-TUNが好きです。火柱の向こうにいてもKAT-TUNは強い。
IGNITEだとマント衣装だからまたちょっと違った動きの上田くんが見られてとても好きです。

 

◆Loner
RoarのC/Wの中でいちばん好きかも。

イントロでステップ踏みながら花道進む上田くんががっつりベルト位置掴んでるのが本当に好き(何でこんなにベルト位置掴む男に興奮するんだろう……)

あと中丸さんが「I hate the world」って言うの滾りますよね。
「泣いたって 笑ったって」のところの中丸さんのチョンって跳ねる感じのステップの踏み方がめちゃいい。

上田くんはRapの表情の付け方がすごく好きです。回を追うごとに表現が洗練されていっている気がします。
「群衆を逆行し」の後手のひらフッてするの、そういう意味じゃないのはわかってるんですけど投げチューをフッってしてばらまくアイドルみたいでめちゃ興奮する。

 

ここで旗振りJr.が一生懸命旗振ってて、旗担の私は大変興奮しました。

 

◆Flashback
雑踏の音から始まるのが好き。
どうしても3/22のサプライズを思い出してぐっと来てしまうのがつらくて双眼鏡で上田くんの顔を覗くとめちゃめちゃかっこよくてびっくりします。
「同じ夢を」でUNIONの三人腕を重ねたところを映してくるのが心憎いです。

ラスサビの亀ちゃんの「会いたいよって叫んでみても」があまりに切なくっていつも泣きそうになってしまいます。亀ちゃんは歌に感情を乗せるのが本当にうまいなぁ。

 

◆Roar
上田くんのことはダンスが好きで好きになったわけじゃないんですけどRoarを見てダンスの好きなジャニーズ5選に入るなって思ったくらいRoarの上田くんのダンスが好きです(ここまでノンブレス)。

なんだろ~緩急の付け方が絶妙なんですよね。「何もない静かに崩れてくsane」の腕の下ろし方とかさ~サビの動きも全部好き。ここでもベルト位置掴んでくれる(他の二人見たらぜんぜんそんなことしてなくって「あれ?」ってなる)。
あと手首ちょっと外向けてターンするの華やかで良いですよね。これぞ帝劇センターで踊った男。

歌番組だとどうしたって見られない場所があるのでここぞとばかりに上田くんのRoarを見つめてたんですけどあと100回見たいのでマルチアングルにしてほしいです。

しかしRoarを黒シャツのボタン1個以外全開けでやるのは心臓に悪いんですよ……Roarで腹チラされたら心臓がいくらあっても持ちません……
最後に行った回なんて初っぱなで黒シャツのボタン全部開いてて「そんな見せすぎRoarある!?」って心の中でRoarしてたら、やっぱり本人的にも駄目だったらしくAメロで後ろ向いてる間にボタン1個閉めてました(ギリギリまでごそごそしててちょっとかわいいなと思いました)

 

Roarのインストで3人が去っていくのはどうにも寂しいのですが、メイキングでキャッキャしてる3人が見られてすぐに元気になります。
中丸さんの腹を剣ペンラで刺す上田くん……パンフの自分と己を比べる上田くん……じじいKAT-TUNの記念写真を撮ってもらってる上田くん…………なんか全部良かったですよねメイキング。売ってほしい。

 

アンコールの上田くん、どうしていつもTシャツのデコルテ開けまくってるんですか?(Tシャツのアレンジ、3人とも個性出てて好きだなって思います)

 

◆to the NEXT
中丸さんの優しい歌い出しの曲はだいたい名曲の法則(今見つけた)。

ラスサビ前の「奇跡を超えて」で自分のリフターのところで上田くんが思いっきり足踏みするのコワかっこよくて好きです。
一回マジでそのリフターの目の前だったんですけどかなりの強さでドキドキしました。

 

◆Will Be All Light
いろんな席に入れたので、結果的に3人とも眺められてよかったです。上田くんのリフターの真ん前の席だったときはめっちゃ靴の裏が見えて興奮しました。

亀ちゃんはオタク使って遊ぶのがかわいいんですけど、オタクにカワイイポーズをやらせるために結果的に自分がカワイイポーズやってんの最高ありがとうって感じがしました。

手を振ってるアイドルに手を振り返していると、あ~コンサートに来て良かったなあって思いますよね。

 

この後でJr.紹介と3人それぞれのあいさつです。
Jr.紹介で階段にめちゃめちゃふんぞり返って「ナイスダンス!」って言う上田くんが好きです。座り方すごいけど拍手するとこちゃんと拍手してる上田くんが好き。
あといろんなものに礼を言うときに毎回バックについてくれるおじさんと「俺の足置き」にお礼いうのかわいくていいですよね。
挨拶も何というか、「聖人」っていうんじゃなく、「生きてる人間の中でいちばん強くてやさしくてかっこいい人」って感じがして大好きだなぁと毎回感じています。

最後に三人の肉声を聴けてすごく嬉しい。

 

この状況はやっぱりいろいろ窮屈だけど、そんな中でも、そんな中だからこそ見せてもらえるものもたくさんあるなと感じるので、健康に気をつけつつも適宜楽しんで、平和な日常を待ちたいなと思います。15周年は始まったばかりって上田くんも言ってたしね!!
(横浜でそういう趣旨の上田くんの挨拶の直後に「15周年も早いもので……半年くらいですか?」って中丸さんが挨拶してて何言ってんだコイツって思ったのは内緒です)

 

以上です。

 

夢のゆく先へ-Endless SHOCK Eternal 2021版を見て

先日ありがたいことに2021年のEndless SHOCK Eternalを帝劇で観劇できて情緒がめちゃめちゃになったので心の叫びです。
自分で書いててほんと気持ち悪いなって思ったんですけどいろいろ無理なんでもう助けて下さい。

前提

※Endless SHOCK初心者ですがうっかり映画を7回見に行って当日も日比谷で映画を見た上で行きました。観劇前にすでに情緒がめちゃめちゃ。
※Eternalは去年配信で一度見たきりです。
タツヤ担です。

去年Endless SHOCK(本編)を見て以来の帝劇でした。
一人で無言で行って一人で帰ってきました。
このご時世だから寂しいな……と思ったのですがよくよく考えたら去年だって一人で行って一人で帰ってきたわ……(同担の友達がいない)

配信の時同様、オケピではなく舞台の奥、上の方にオーケストラがいる構成です。
SHOCK本編のラスト、大桜のシーンからつながるようなオープニングに。ちょうど映画を見たあとで来たので鳥肌が立つかと思いました。

……みたいなレポを書こうと思ったんですけど何かもう思考がぐっちゃんぐっちゃんなので、去年行ったときに感じた疑問を振り返りつつ思い返していきます。

きみはどこへ行くのだろう -Endless SHOCK Eternalを見て - 君が涙を流すなら

(改めて読み返したら自分が完全にタツヤに肩入れしまくってて笑った)


1 コウイチはタツヤをどうしたかったのだろう
  っていうかタツヤはどんなショーをしたかったんだろう

何となくタツヤはコウイチみたいな華やかなレビューが好きなのかなと思っていたんですが、冒頭のNEW HORIZONでコウイチが「振り付けがガラじゃないってタツヤともめた」みたいなことを言っていて己の勘違いに気づきました。
そう思うと、タツヤが好きな感じのショーってやっぱりPut Your Hands Upみたいな感じなのかなぁ……わかる、爆裂に似合うもんね……
Higherもわりとゴリゴリのロックテイストの格好してるもんね……

ていうか今年のEternalのPut Your Hands Upヤバすぎません!?
いや去年だってめちゃめちゃヤバかったんですけど今年は輪をかけてましたよね……はあ……
歌声は元々どエロい(語彙を選べない)んですけどますますどエロく、今年はラップ部分も相当こなれていて、よりいっそう「タツヤにしか出来ない」ステージになっていたように感じました。歌うときの甘い声とラップの野太い声のギャップがたまらない……鼓膜への暴力だよあんなの……
パフォーマンスももうやりたい放題で……股ぐらにがっつり手を置いて腰振りまくるし寝転がって肘ついて歌うし(涅槃図だった)ステージのきわきわでしゃがみこんで歌うし(ジョイトイだった)何かもう混乱して正直そのあとのソリタリしばらく記憶ない。もういやだあの男。

……話が逸れました。
タツヤの台詞で「コウイチは俺のやりたいようにやらせてくれない」という台詞も、そう思うとコウイチが得意とするような華やかなレビューを指しているように読み取れます。

でもさあ、そうなのかなあって疑いたくなるくらい、NEW HORIZONもオンでのステージでも、タツヤのダンスは冴え渡っていたじゃあないですか。
Put Your Hands Upで好き放題やっているタツヤも勿論魅力的なんですが、群舞の中のタツヤの輝きもまた好きなんですよね。
揃えるべきところは揃えつつ、でもあしらいにタツヤの個性を感じるダンス。この人がカンパニーの中で座長に次ぐ地位を与えられている理由がはっきりわかるじゃないですか。コウイチとは明らかに違う個性の華を持っている男なんですよ。
本人の本意でないにも関わらずあの素晴らしいパフォーマンスをしていたのだとしたら、そりゃあ「俺は完璧にやってきた!」って憤りたくもなるわな。わかる!!!(※このブログはタツヤ担が書いています)

口で言うほど、タツヤは「ガラじゃない」って嫌がってたわけでもないんじゃないかなぁって、そう私は願ってしまいます。
千秋楽の語のバックステージで「俺たちがめざしているのは華やかなステージだろ」と言っていたタツヤも、白いハットでNew York Dreamを踊っていたタツヤも、どれも私は好きだから。
そういうところをコウイチだってわかっていたから、嫌がるタツヤを自分のすぐ横に置き続けていたんだといいな。そんな風に思いました。

 

2 タツヤは、カンパニーは、3年間どこへ向かっていたのだろう

冒頭の屋上のシーンがとても好きです。
まず出てきた瞬間3年後のタツヤがかっこよすぎて死ぬんですが(今年のタツヤの髪型ヤバくないですか!?見るたびに爆発してるんですけど!!)、カンパニーの仲間たちの、寂しさもありながら前を向いていこうとするところが表われていて、それを見守るコウイチの姿が愛しくも切ない。
みんなあの頃と同じ、明るい色の服を纏う中で、タツヤだけが3年前と違う黒いジャケットを着ていたのが印象的でした。まるで喪に服しているみたいで。

配信の時はタツヤに必死で全然見られていなかったまわりの人たちの様子が、今回はようやく(前回よりは)見られたような気がします。
印象的だったのは、3年経っても屋上に立ってコウイチを思っているリカの姿でした。そこに大きな寂しさはありながら、でも後ろ向きではないところに彼女の強さを感じます。
正直タツヤ推しとしては本編のリカの察しなさにはたまに「正気か……!?」となることもあったのですが(※言いがかりですよ)、3年間を経たリカの姿にはぐっとくるものがありました。

そのほかのメンバーの当時の心境も垣間見ることができるのがEternalのいいところですよね。
個人的にはやっぱテラニシがよくって……マジでタツヤを恨んでも致し方ないポジションだと思うんですが、未だ彼はあの事件のことを悔やんでいて(いや悪いのタツヤだよほんとに)、それでも同じ舞台に立ち続けているんですよね。
冒頭の白いスーツの時、泣きそうな演技をしていたテラニシが印象的でした。そういうこまかな演技を積み重ねた上での、Japanesqueを振り返ったテラニシとタツヤの独白が本当に胸を打ちます。パンフレットで光一さんがあのシーンに最初テラニシの台詞はなかった(あとで追加した)的なことを言ってらして、そうなったのは寺西くんの演技の良さがあってこそなんだろうなと思いました。ていうかテラニシがよすぎて正直ソリタリとHigherはずっとテラニシ見てた(Higher、タツヤがいるとどうしてもタツヤ見ちゃうんだけど、Eternalはタツヤが途中ではけるので心置きなくテラニシ見れました)

いやあ、今回のEternalのパンフ、めちゃめちゃよかったんですよ。
コウイチやタツヤ、リカだけじゃなく、他の登場人物たちについても光一さんと演者それぞれのコメントが載っていて「なるほど……!」となる面がたくさんありました。個人的にはタイガ・ミナト・ショウ3人の、同じようで少しずつ違う立ち位置が興味深かったです。
もちろん、「見た我々がどう捉えたか」がいちばん大事なんだとは思いますが(パンフ来る前に舞台を見たので、先入観持たずに見れたのはよかったです)、設定資料集大好きオタクとしてはやっぱり嬉しいですよね。まだ買ってない人絶対買った方がいい。

johnnys-shop.jp

 


3 タツヤはこれからどこへ向かうのだろう

去年Eternalを見たとき、3年経ったタツヤがいったいどういう心境の変化で「コウイチに会いに行ける」と思ったのか、ちっとも読み取れなかったのがすごく印象に残っています。
ある意味その答えを探しに今年のEternalを見にいったところはあるのですが(嘘だよ本当はPut Your Hands Upが一番見たかったんだよ)、今回見ても、やっぱり明確なターニングポイントは見つけられなかったように思いました。

でも、現実って、そんなにわかりやすいターニングポイントがないことの方が多いんですよね。
3年間、悩んだり苦しんだりしながら仲間と築いてきた日々の蓄積が、少しずつ少しずつタツヤの心を変えていったのかなって、改めてEternalを見たらそんな風に思えました。

冒頭、屋上で仲間たちに前向きな言葉を放っていたタツヤが、中盤ではオーナーに決して消えぬ悔恨を吐露します。自分の罪を、「生きていくためにも忘れてはいけないと思っている」とタツヤが言っていたのが印象的でした。
その言葉の通り、タツヤはこれからも、あの事件を忘れることなく生きていくのでしょう。何度でも後悔をして、変えられない過去に絶望しながら、それでも、仲間たちと舞台に立ち続けることをタツヤは選んだのだと、あのラストを見て少し腑に落ちた気がします。

今の彼らは、オーナーの劇場でいったいどんなショーをつくっているんだろう。
それが見られる世界にいないことがたまらなく悔しいです。きっと、今の彼らがつくるショーは、コウイチがつくったものよりも、コウイチが死んですぐタツヤがつくったものよりも、私好みのもののような気がしてならないから。


でもこの世界に帰ってきたらKAT-TUNの3/10発売最新シングルRoarの期間限定盤2に入る上田くんのソロ曲のPVが短ランスタイルのヤンキー姿であることが発覚してずっと気が狂いそうなのでやっぱりこっちの世界でよかったです♡全人類買え♡

KAT-TUN/Roar [CD+歌詞フォト・ブックレット]<期間限定盤2>

Endless SHOCK初日舞台挨拶を見に行って気が狂った

全人類もう見てると思うんですけどとりあえずコレを見てほしい

youtu.be

 

というわけで、映画Endless SHOCK、初日舞台挨拶付きの回に行ってきました!
一人で行って一人で帰ってきて誰にもこのあふれ出る感情を伝えられてないのでとりあえず叫ばせて下さい!!

タツヤ!!!!!おまえがいちばんかっこいいよ!!!!!!

※去年ちょっとした出来心で行ったEndless SHOCKで上田くんに転げ落ちたヲタクなのでタツヤに全力で肩入れした感想です。参考→https://submarine.hatenadiary.jp/entry/2020/04/26/120329

※全てニュアンスです。

 

舞台挨拶

11:20~舞台挨拶でたぶん12時くらいに終わったのかな?
光一くん・上田くん・びばりさん・梅ちゃん・コッシー・ザキさんの6名プラス司会の方で帝国劇場からの中継です。
舞台挨拶終わったら稽古、ということで楽器とか照明とかがセッティングされた状態の舞台でした。
司会の方に「是非とも大きな拍手で」と促していただいたので拍手しながら待っていたら、まあ出てきた瞬間に失神するかと思いましたよね、上田くんのビジュアルが最高に整っていて!!!
ちょっと見て下さいよ。

www.crank-in.net

私はどちらかというと前髪上がっている上田くんが好きなんですけど、最近の伸びた前髪をこんな風にセットして美しいおでこ見せてくれるの、ほんと異次元の美しさ過ぎて何も覚えていない……
(一応メモを持って行ったのに「うえだくんまえがみかっこいい」以降範読できない字しか書けてなくて笑った)


以下覚えていること

・光一くんが「今日(朝の)八時に寝た」と言ったのに「うそでしょ!?」(感謝祭のAD助けるドッキリのときみたいな言い方)と笑ってツッコんで、「皆さん寝ないようにして」と言ってくれた上田くん

・びばりさんが「光一さんと上田さんの魅力が詰まってて~」と言ってくれたら「ビバちゃんの魅力もだよ」と茶々入れて、周りから「友達かよ」とツッコまれる上田くん

・音声の編集をしてたらザキさんの「なあコッシー」って舞台裏の声が入ってた、って話で「光一くんと俺の一騎打ちの良いシーンでさあ」みたいなこと言ってた上田くん(光一くんが編集してたスタジオに行ったらしい)

・階段落ちの映像が迫真すぎて、梅田の劇場でエレベーター乗ってるときにスタッフの人が映像流してた音が聞こえてきたときに誰か事故ったのかとびびった、という話で「コウイチ迫真~!」とおちゃらけてた上田くん。

・映画のどこかに上田がやっちゃってるシーンがある、と光一くんが話していて、「言わないでよ!」って訴える上田くん(言い方超かわいかった)(忘れた頃に教えてくれるって光一くん言ってた)。

・たぶん「うめださん」と「うえださん」がわかりづらくて、話振られたときに一瞬ぽけーっとした顔が映って「おれ?」みたいになってたの超かわいかった。

・フォトセッションで動画を撮りますよ、ってなって、司会の人に「笑顔で」「手を振って」って言われてるのに片手上げるだけでキリッとした顔で制止してる上田くん(隣で光一さんも片手上げただけですごいシンメだった)

 

本編

「上田くんかっこよかったな……」と余韻に浸る間もなく映画本編です。
舞台だと2幕構成なのが、まるっと3時間一本勝負です。トイレ行きたくなるね……
本編は要するにまるまるEndless SHOCKなので語ることもないのですが、映画で良いなあと思ったこと。

 

①音が良い!!

光一監督もかなり凝ったと仰っていた音響、とにかくすごかったです。

やっぱ劇場で生オケ聴きたいし……と思っていましたが、映画館は映画館ならではの迫力や聴かせ方があるんだなぁと感服しました。

とくに面白かったのがフライングのシーンで、映像でぐるぐる回っているのに合わせて音もぐるぐる回ってて、まるで自分が飛んでるみたいに感じられておお!となりました。

 

②カメラアングルが良い!!!

舞台だと絶対に見られないアングルで見られるのがほんとに!最高!

予告にもあるタツヤのソロでカメラがぐるぐるしてんのありがたすぎてやばかった(でも撮影中はパシッってやりたくなったらしい)(舞台挨拶でジェスチャー付きで言ってた)

舞台挨拶でびばりさんが、階段落ちのシーンについて、「普段は自分しか見られない(下手舞台袖からのアングル)だけど、今回は皆さんにもプレゼントします」みたいなことを仰っていたのが象徴的。

後半のあるシーンで、客席にほとんど背を向けた、コウイチにしか見えない角度で笑顔を浮かべているタツヤがすごく印象的でした。

 

③表情がよく見える!!!

上田くんの演技ってとくに表情の作り方が素晴らしいと思っていて、それが映像だとよりフォーカスされて最高なんですよ!!!

あと単純に美しい顔が大スクリーンにアップになるの最高すぎません?画面割れるかと思ったわ……(誇張表現)

 全部素晴らしかったんですけど私の好きなタツヤの表情3選いいですか?

No.3 リカに「殺してくれ」って懇願するタツ
No.2 シェイクスピアでコウイチに引き上げられたあとのタツ
No.1 野武士の殺陣のシーンでコウイチと背中合わせになって舌ベエッて出すタツ

いやほんと殺陣ずっと興奮して死ぬかと思った……物語的にはそのあとたくさん辛いことが来るとわかっているんですけどそれをも上回るほどの興奮……タツヤがすげえヤバい笑い方で人の首切ってんの去年最高に興奮したので、その表情もまた見られて感動しました。ありがとうございます光一監督……

 

映画、ほんといいですね……(総括)

何が良いって記憶を失っても映画館に行けばまた見られるのがいいじゃないですか。
去年殺陣とシェイクスピアで興奮しすぎたのか後半「泣いた……」って記憶しかなかったから、改めて見てめちゃめちゃ泣いた……結局記憶がないので週末また見に行きます

幸いにしてEternalのチケットも取れたので、あと映画4回は見て(だって上田くんが5回見てって言うから!!!)しっかり復習した上で帝劇に乗り込みたいと思います。